読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

こじらせた話

こじらせたのは風邪ではなく約10年ほど前、高校生時代にこじらせた頭の話である。

当時の私はアンダーグラウンドなものを知ってる私って凄い、みたいなサボテンのような人間だった。

通学県内に名古屋があった為学校帰りに名古屋ビッグカメラの6階にあるヴィレッジヴァンガード通称ヴィレヴァンに通うかアニメイトに行っていた

そこのヴィレッジヴァンガードには通常の書店に置いたらクレームになるような本が店の奥深くに置いてあった。
値段も一冊1000円単位でバカ高いのだがこじらせていた私はそのような本を買い、部屋に置いていた。

今でも児童漫画雑誌などが置いてあるちょっと近寄りがたい部屋だが、その時の比ではなかったように思う。

当時の私は中村明日美子さん、古屋兎丸さんを初め花輪和一さんの本、丸尾末広さん、水野純子さんの本を読んでいた。

中村明日美子さんは今でこそ「同級生」に代表されるようなピュアなものを描いてはいるが、初期はかなり耽美でエロチックなものを描いていた。

Jの総て (1) (F×COMICS)

Jの総て (1) (F×COMICS)



古屋さんは勿論「ライチ★光クラブ」からどはまりしたし、丸尾末広さんもその繋がりで知った


ハライソ―笑う吸血鬼 2

ハライソ―笑う吸血鬼 2


丸尾末広さんの本は「少女椿」から入ったが他の本を読んだ時あまりのエグさにギブアップしそうになった、だが「こんなの読んでる私カッコry」などとふざけた価値観を当時は持っていたので、ただただ我慢しながら読んだ。


最近になって、その当時読んでいた「ライチ」や「少女椿」が次々と実写化していく為、たった10年で随分社会も変わったものであると感じている。

勿論今でも大好きな作品であるし、こじらせていなかったら一生出会うことはなかったと思う。
だが、つくづく思うのはこじらせていたのは「あの時」で本当に良かったということだ。


今は死んでもこじらせたくない。